ニューイングランド神学
ニューイングランド神学
第1部「アメリカにおける思弁的思想 一七二〇—一八六八」
そのうち、第1章~第3章がニューイングランド神学について
第1部「アメリカにおける思弁的思想 一七二〇—一八六八」は、本書のなかでもとりわけ稀少価値が高い。たとえば第3章の「アメリカの思弁的思想において、ニューイングランド神学はのちのアメリカ・プラグマティズムにも比肩しうるひとつの伝統をなしている」という一文(五七頁)に──そして続く箇所に登場するいくつもの名前の耳慣れなさに──驚かされた読者は多いはずである。なにしろ、ニューイングランド神学を中心的に扱う日本語の文献はほぼ皆無なのだから☆11 ニューイングランド神学
ニューイングランド神学と建国者たちの関係
☆11 以下は──かなり短いとはいえ──貴重な例外のひとつである。S・E・オールストローム『アメリカ神学思想史入門』児玉佳與子訳、教文館、一九九〇年、第四章。