コンピュータの構成と設計
Computer Organization and Design
https://gyazo.com/e31b17aab5018694ac207aa80a73095d
版によって違いがあるっぽい
当たり前か
山梨県立図書館には、第4版から第6版があった
手元にあるのは(幸か不幸か)第2版だった
第1版と第3版を購入したので、すでに手元にある第2版と、図書館にある第4版、第5版、第6版を合わせれば全バージョンがリーチャブル
それぞれの版のページ構成の違いをまとめたい
バージョン
第1版
1996
第2版
1999
第3版
2006
第4版
2011
第5版
2014
第6版
2021
レビューとかの情報
2024
1.「コンピュータの構成と設計」(MIPS版)
・第3版上下か第4版上下の古本
今は、第6版のMIPS版とRISC-V版(英語のみ?)が出ているが、
第3or4版の方がCPUのアーキテクチャの構築説明が丁寧。
版が新しくなると 枝葉の技術解説が増えて幹が見えずらくなる。
ネット上に課題の回答がまとまっている。
古本だと低価格。
2014
第3版 下巻のレビュー
第4版の下巻では内容が大幅に改訂されてたため これから第4版を購入する方にも第4版の上下巻 プラス中巻という位置付けで第3版の下巻を揃えておくと良いと思います。
2006
第3版 上巻のレビュー
第3版になってページが削られてしまい、 多くのページが、pdfファイルとして、CDROMに格納されている。 私としては、pdfファイルを一々印刷するのは面倒なので、 本のページをもう少し増やして欲しかった。
第1版から第3版までを入手して得られた情報
第1版と第2版は同じ判型
第3版以降はサイズが小さくなって、ページ数が減っている
まえがきの変更点(改善点)に「ページ数の削減に務める」的な記述があった(第3版)
上のレビューにもあるように、付録が CD-ROM や PDF のダウンロードに置き換えられている
下巻の付録は、第1版が一番充実している
VAX のアーキテクチャ、pascal と C の対比も載っている
アーキテクチャの説明はたぶん第2版が一番充実している
全部は眺めていないけど、たぶん、だいたい合っている
第2章(または第3章)「命令:マシンの言葉」で、 MIPS 以外のアーキテクチャとの比較の項がある
この部分は、版によって言及されるアーキテクチャが変わっている
第6版では
2.16 実例:ARMv7(32ビット)の命令
2.17 実例:ARMv8(64ビット)の命令
2.18 RISC-Vの命令
2.19 実例:x86 の命令