冷戦後の世界についての著作
冷戦後の世界についての著作
from 2021/07
トマ・ピケティ「21世紀の資本」が問うこと -私たちは何処にいるのだろうか- 日中管理学院アジア交流塾塾長 地球産業文化研究所理事 井出 亜夫【配信日:2015/03/31 No.0241-0965】 |メールマガジン (一財)国際経済連携推進センター
2015
(冷戦後の世界の現状)
ベルリンの壁崩壊、冷戦終結後の世界では、グローバル社会の進展、市場経済の一般化を展望して楽観的認識が支配した。「歴史の終焉‐フランシス・フクヤマ」、「フラット化する世界‐トーマス・フリードマン」はその認識を示した代表作ともいえよう。しかし、現実に進展した世界の現実は、貧富の格差拡大とそれに起因する政治・社会問題を生み出し、混沌たる事態も出現している。
フランシス・フクヤマ
歴史の終焉 1992
トーマス・フリードマン
フラット化する世界 2005
これに対し、「The Price of Inequality‐世界の99%を貧困にする経済‐ジョセフ・スティグリッツ」、「不平等の再検討-アマルティア・セン」等の著作が深い考察に基づき出版された。一方、市場経済の経済主体たる企業活動に対しその社会的責任を強く求める新潮流が出現し、また、より広い観点からは、共通善(「自由至上主義=リバタリアン」から「共同体主義=コミュニタリアン」への転換)を求めるマイケル・サンデルの問題提起も注目を集めた。
アマルティア・セン
不平等の経済学 1973
不平等の再検討 1992
マイケル・サンデル
リベラリズムと正義の限界 1982 2nd 1998
ジョセフ・スティグリッツ
The Price of Inequality 2012
世界の99%を貧困にする経済
しかし、市場経済至上主義、利益至上主義、株主利益最優先とする世界は、依然優勢である。その中でトマ・ピケティ著「Capital in the 21st Century」が世界的ベストセラーとなり、改めて市場経済・資本主義の持続性とその対応が問われている。それは、かつてわが国言論・実務会で議論された現代資本主義の再検討(都留重人教授監修による内外の政治経済学者の寄稿)を想起させるものである。
トマ・ピケティ
21世紀の資本 2013
from 2021/08
その人の出自っていうのはやっぱり重要で、それは生まれ育った国と生きた時代
トマ・ピケティはフランス
アマルティア・センはインド
フランシス・フクヤマもトーマス・フリードマンもマイケル・サンデルもアメリカ
ピーター・ドラッカーでさえ出自の影響を大きく受けているかも
ヨーロッパからファシズムを避けてアメリカへ