全角文字と半角文字の間のスペーシング
全角文字と半角文字の間のスペーシング
半角スペースを入れるパターン
今日、友だちと Nintendo Switch で遊んだ
半角スペースを入れないパターン
今日、友だちとNintendo Switchで遊んだ
文字を等間隔に並べることで、画数の多い漢字は濃度が濃くなり、カナの部分は濃度が薄くなる。この濃淡が大切なのだ。日本語は単語間の区切りがない言語だが、漢字と他の文字との濃度の差が単語区切りに似た役割を果たしている。漢字のみ拾い読みしても意味が通じるのが日本語の文章システムであり、この語句の拾い読みを助けているのが枡形組版なのである。単語の切れ目どころではない。このフォント、句読点や括弧類などの持つ半角の空白部分を省いてしまった。これでは文の切れ目すら見えなくなってしまうではないか。こんなフォントで組まれた画面が読みやすいはずはないのである
日本語の横書きは万能で、漢字、ひらがな、カタカナ、ASCII文字、絵文字、をまぜこぜに表記できる
日本語の文章の区切りは句読点による
それと主語、述語、助詞(主辞、賓辞、繋辞)にもよる
その接続は上記の通り文字の濃淡によって見分けられている
英語の文章の区切りも句読点による
カンマ【comma( , )】、ピリオド【period( . )】、 コロン【colon( : )】、セミコロン【semicolon( ; )】
それと単語間のスペース、分かち書きによって見分けられている
表象としての構造が異なる言語を、同一平面に表記することができる
そういう理由があるので、僕は、できる限り日本語とASCII文字の間には半角スペースを入れたい、と考える
縦書きの場合には違う構造の話となる