下駄箱と下足番
from 2024/05
下駄箱と下足番
第3回 住まいの近代 | 土足の限界 日本人はなぜ靴を脱ぐのか | 井上章一 | 連載 | 考える人 | 新潮社
下足番という言葉がある。屋外用の履物で、なかへはいることをゆるさない。そんな施設では、外履きの靴や草履などを、入口であずかる場合がある。そして、それらをうけとり管理する者のことを、下足番とよぶ。
かつては、たいていの芝居小屋が、こういう人をやとっていた。百貨店などでも、彼らが履物の保管をひきうけたものである。
人類学者のE・モースが、明治前半期にえがいた下駄箱。草履やスリッパもある。しかし、下駄箱という言葉は、今よりもずっとリアリティもっていた(『日本人の住まい(エドワード・S・モース)』より)
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日本人の住まい
明治・日本人の住まいと暮らし:モースが魅せられた美しく豊かな住文化