鎌倉武士
鎌倉殿=源頼朝
鎌倉将軍
久しぶりの3人会
天皇家,身内に氏を与えて位を下げる
源氏のほうが位が上だった
平氏→平家 家の方が位が上がる
桓武天皇の王子の家系
中央から地方に降っていく
坂東平氏 関東のあたりの平氏
武士の源流は貴族にある
平氏と源氏しか与えられなかった
武芸担当の貴族
国内の反乱に対して武力でおさめる必要がある
中央から地方に派遣されて,反乱を鎮める
平将門の乱など
反乱を鎮められると朝廷から認められる.
天皇制がなくなるかも,という危機感
実戦経験のある先祖,武芸が家業化していく
家が重要になる.お墨付きのある家柄かどうか
十分な教育機関がないから,家業化していく
学校があれば,役割を生産できるが,それができない
血筋しか地位を示すものがない
血筋ブランド
他に,他人に説明ができるものがない
源氏,貴族から近い
土地はない 鎌倉殿の13人
頼朝が一番血筋が朝廷に近い
平氏は位が低かった
中世の王権の質的変化
日本の律令制
寺院に税を集める,宗教的な行為
天皇とつながっている感覚があった
地方の官僚が統治するようになる
新しい正当性を示す必要がある
平将門の乱
中国の王朝が交代したことに影響を受けて,正当性を主張
乱が鎮圧したことから,天皇の祈祷などの宗教色が強くなった
仏教の地位が上がる
国際的には日本の神話は通じないが,仏教の話が通じる
天皇の神聖性
個人から家に移った
悪い天皇が出た場合は,同じ家から天皇を交代してよい
貴族も家が重要になってくる
律令制だが,役職が家で相続されてしまう
天皇と民衆の関係
伊勢神宮を主体として,民衆が主体的に税を納め,天皇が国を守る,という感覚
藤原氏 后を継続的に輩出するように
藤原道長
政権は安定するが,腐敗していく
外圧(外国からの脅威)がない
摂政,関白は中国の律令制にはなく,日本でカスタマイズしていった
宗教を使って王権を強化していく
寺社仏閣を増やす
天皇と利害が一致している
天皇の神聖性を利用して,権力を高めていく
国家の官僚を自分の家臣のように扱うようになる
官僚(受領)を賄賂で決める
藤原家が人事権を握っていた
私腹を肥やす挙動
国家,国力のような概念はあまり強くない
家が重要だった
日本は定めた国家運営ルールを守れない傾向がある
中国の官僚制との対比
土地の所有の在り方が変わっていく
荘園性(私有地)
律令制の崩壊
公地公民+班田収授法→墾田永年私財法
国の土地である口分田が増えないが,田んぼを増やすインセンティブがないため,田んぼが足りなくなる
三世一身法,三世代までは所有を認められていた
私有地財産の管理を地方役人にまかせてしまう
郡司(地方の豪族)と国司(国の官僚)
なぜか郡司が没落していく(飢饉など?)
国司が税金額が経って困るため,郡司に税金の徴収を任せた
郡司が余った税を蓄積可能になり,郡司が強くなるインセンティブが出てきた
律令制は基本設計が民と土地を一対一で対応させる必要があった
税金を軽減される開墾の民が頑張る
中央の貴族に,国司が嘆願する
後三条天皇が貴族の力を削ごうとするが,失敗する
貴族(藤原頼道)を太政官にさせてしまう
藤原氏 官符で自分の荘園を取り上げられないようにした
官符をハックして,自分の荘園を増やすことができる前例ができた
上皇が荘園を持つようになった
院政につながる
摂関家が天皇の人事権を持っていたが,後三条天皇が外戚を持たなかったため,上皇に人事権が移った.
闘いがあると,上皇が出てくると争いが収まる.
天皇家,自分をメタ認知ができる機会がなかった
まとまる権利がまとまるインセンティブがなかった
伊勢平氏
平維衡(これひら)
六位ぐらい
河内源氏
地方の反乱を鎮圧し,位をもっていた
五位以上から貴族
京都市内、神木を担いで脅しを行う
平清盛のお爺さん 平正盛
ずりょうじゅう
源頼朝の曾祖父
平忠盛(上の役職に抜擢されるが、貴族からは下に見られる)
伊勢平氏
↓
平清盛
保元の乱
天皇家の対立と摂関家の対立が重なり、戦う
鳥羽上皇の院政、崇徳上皇
後白河天皇
平氏、源氏も血縁関係でも対立する
親族でも斬首する
武力で政治の皇位継承の争いが決まる
後白河上皇が勝つ
源義朝、平清盛が後白河側
頑張ったのは源義朝だったが、
ふじわらのしんぜい