2023-01-31のセッションより
更にダイヤルを囘す。
五枚目のスライド。
猫と人間の歷史的關はり、猫が如何にして人間に受け容れられる樣に成ったかを解説するスライド。
猫が叮嚀に布に包まれ、精緻な細工を施された棺に納められてゐる寫眞が載せられてゐる。
===此處迄前回===
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六枚目のスライド。
帶狀と樹形圖狀の圖によって、人類史上に猫を重んずる摸倣子が出現し、勢力を擴大して行った樣子が表現されてゐる。
研究所は遺傳子の比較をする樣に摸倣子を抽出し其の來歷を明らかにする技術を有してゐる樣だ。
https://gyazo.com/948501f55831c862dfcb715fb5ad25ee
赤丸の所に、「猫を重んずる摸倣子の出現」と云ふ意味の事が書かれてゐる。
縱軸は時間軸。橫幅は人類の人口に占める摸倣子の傳播率。
樹形圖は摸倣子の變異と派生を表してゐる。
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七枚目のスライド。
テキストが中心のスライド。猫を重んずる摸倣子を、人間に對するアプローチで以て除去、無害化、上書きする過去の試みに就て、箇條書きで觸れられてゐる。何れも巧く行かなかったらしい。
https://gyazo.com/d14455c8d6627760af395117af4a2038
點々に成ってゐる所には參考文獻が書いてあるっぽい。
ダイヤルを囘す。八枚目のスライド。
人と猫との相互進化を圓環狀の圖で表現してゐる。
生理的なレベルで、人には何かを觀測した時「此れを重んじよう」と發する仕組みがあり、猫が家畜化されるに當って、より人によって重んじられる猫が生存して來た結果、或る種のフィードバックが働き、人は猫を自らが仕へるに足る存在になる樣選別し、猫は人に仕へさせる樣にして行った。
https://gyazo.com/79933c6150de3c48567b6da6c8afd1e1