2023-01-18にあったセッションの思ひ出し
===註釋===
記錄に漏れてゐた部分を2024-06-02に當時のメモから書き起こしてゐる。
===/註釋===
法廷のドアを開けると、眞っ暗な廊下が何處迄も續いてゐる。
壁のスイッチで廊下に明かりを付けたが、巨大な建造物の中にゐるのか、廊下は何處迄も續いてゐて先が見えない。
步き出さねば成らない。
===此處迄前囘===
長い廊下。
廊下は徐々に曲がって螺旋形を成し、行き先を隱してゐる樣。
何處迄も進んで行く。
眞っ白な壁に祠があった。
服を正して向ひ合った。
祠の向ふ側に行く事が出來た。
私が幼い頃住んでゐた集合住宅の一室に著いた。
赤い圓筒形を、椅子に座らせる。
赤い圓筒形は滿足げに座ってゐる。
私は當時の物品の入った箱を漁る。
綠色のローブが出て來る。(當時の物品ではない。)
此の儘此處に留まっては行けないと云ふ氣持ちに成る。
此處で永遠に座り續けて了ふ!
綠のローブを著、赤い圓筒形を立たせる。
玄關の扉をどついて開ける。
外の廊下に出る。
廊下の玄關を背にして左側は崩れてゐる。
背にして右側には幾つかの部屋、一番奧に階段が見える。
右の廊下のドアをどついて開ける。
中は洞窟、若しくは手掘の坑道の樣に成ってゐる。
奧に進むと、開けた坑道の壁から出て來る。
左右に、レールが敷かれた坑道が延びてゐる。