轌山相太郎さんに御登場願ふ呪文
轌山相太郎さんに御登場願ふ呪文。
概要。
失敗の構成要件を轌山相太郎さんに纏めて貰ふ事で「驅られずに」判斷出來る樣に成ると、良くないことになりづらい。
前提
感情に「驅られて」物を行ふ時、驅られずに行ふよりも良くない結果に成り勝ち。(所與)
轌山相太郎。(そりゃまさうだらう。)
何か失敗をして了って後悔に驅られる時、
驅られない方が良い。
轌山相太郎。(そりゃまさうだらう。)
【
失敗して了った時、善後策を如何するかとか考へるのは明に中止して、何を失敗したのかを自明な形で表現し、先づ其れを明らかに認識する。
】
ex) 一旦停止を無視して點數を引かれて了った!
→ 一旦停止を無視したのが失敗であった。
ex) カレンダーの日付を閒違へて豫定をすっぽかして了った!
→ カレンダーの日付を閒違へたのが失敗であった。
轌山相太郎。(そりゃまさうだらう。)
此れは詰まり失敗の最低構成要件である。
其れ以上の事をワンステップでも考へると、驅られて了ふ。
失敗の最低構成要件が判り、其處に足が著くと、驅られずに、失敗の囘避技法に就て評價が可能に成る。
ex) 一旦停止すれば良かった。
ex) カレンダーの日付を閒違へなければ良かった。
一旦停止する方法やカレンダーの日付を閒違へない方法を「驅られずに」考へられたらば、技法は成功してゐる。
「驅られ乍ら」走った方法と「驅られずに」導出した方法が偶々同じ物かも知れないが、
轌山相太郎さんは「驅られない」爲に召喚したので、「驅られて」なければ其れで良い。
「驅られずに」導出した方法を踐めば良い。