AAR
After Action Reviewのこと
米軍で使用されているふりかえりの手法
ふりかえりの項目
そもそも我々何をしようとしていたのか?
実際には何が起きたのか?
なぜそうなったのか?
次があるとしたら、どのように改善するか?
ふりかえり手順
ふりかえりの計画
ふりかえりの準備
Actionの間に、ファシリテータがAARの準備をする
状況の記録
資料の確保・作成
開催
Actionの後にすぐ実施
記憶が残っているので効果が高くなる
フォローアップ
報告書の作成・展開
米軍式AAR (After Action Review) は使えるか? - Qiita
■ ステップ1 計画
計画は、常日頃から用意しておくものです。
段取りや報告様式などを取り決めておくことになりますが、
ここで重要なのはファシリテーター(司会者)の選任です。
主ファシリテーターの休暇、病気、逃亡などに備えて、副ファシリテーターも決めておくとよいでしょう。
■ ステップ2 準備
障害対応、重要な商談、デスマーチ、戦闘などのアクションが行われている間、ファシリテーターはAARの開催に備えて準備をします。
アクションの時系列や、重要な会議や指示などを記録し、いつでも取り出せるように準備します。
作業手順書などの重要書類も確保しましょう。現場の写真を撮ることも有効かもしれません。
アクションが行われている間、ファシリテーターはこの準備作業を行います。
人手の足りない最中にあって、貴重な人材一名をAAR準備に張り付けるのは簡単ではないかもしれませんが、
そこは現場のリーダーが決断して下さい。
■ ステップ3 開催
アクションが終わったら、メンバーが状況を忘れないうちにAARを開催します。
短時間でいいので、すぐやりましょう。
ファシリテーターさん、出番です!
段取りとしては、以下の内容を、この順序で進めていきます。
1. そもそも我々何をしようとしていたのか?
2. 実際には何が起きたのか?
3. なぜそうなったのか?
4. 次があるとしたら、どのように改善するか?
YouTubeに載っている米軍の教材などを参考にして、雰囲気を掴むのがよさそうです。
■ ステップ4 フォローアップ
AARの内容をファシリテーターが報告書にまとめます。
関係者に回付したり、長期保存してKYTの教材として活用したりするとよいでしょう。