社会保障
日本においては、憲法第25条ではじめて次のように規定された。
「第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障、及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」
この条文は、国民の生存権を保障する規定であり、福祉国家の建設を希求するわが国の憲法では最も重要な条文の一つであるが、この第2項において用いられてる「社会保障」という用語は、前後の関係から「社会保険および公的扶助による国民個人に対する経済的保障」を指すものと解されている。
経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約
市民的及び政治的権利に関する国際規約(ICCPR : International Covenant on Civil and Political Rights)