発見学習
学習すべきことを、教師(講師)の説明によって教わるのでなく、学習者が自らの発見によって学習していく学習方法。
受動的な学習方法に比べ、内発的な動機づけが促進され応用力も高まるとされているが、効果の有無は学習内容や対象者のレベルなどにもよる。
知識の本質を発見的な手続きによって学習する。
発見とは、以前気づかなかった諸概念間の関係性や類似性、新しい概念の構造や意味を見いだすことである。
単に知識の本質を教えるだけでなく、その知識をどのように獲得すればいいのかを示す。
生徒は、学習の基本的な構造から、主体的に独力で関係性を発見することを通して、「やればできる」という自分の能力に自信を持つようになる。
純粋の発見学習は、教師は何も提供しない。生徒は適切な情報を選択できず、自力で発見するのは困難である。
導かれた発見学習は、教師が十分な情報を提供する。発見は容易になるが、お膳立てされた教材と既有知識の結合に止まることが多い。
discovery learning
発見 + 学習