教育心理学
教育の分野における心理学的問題を解決するための方法および理論。
この意味で教育心理学は、一種の応用心理学とみなされるとともに、教育学の立場からはその方法的基礎をなすと理解されることが多かった。
しかし、現在では、子どもの発達および社会化の過程が次第に明らかにされるに伴って、教育機能そのものを新しい視点から見なおそうとする動きが生まれ、教育心理学の模範はきわめて広くなった。
そこで、初等教育のみにかかわる部分を「学校心理学」(school psychology)とよんで区別する事もある。