マルクス経済学
経済が社会の土台であるという見解(史的唯物論)に到達した マルクスは、古典学派の批判から、利潤の源が生産過程で生みだされる剰余価値にあることを発見、労働力商品の売り手たる労働者と生産手段所有者たる資本家の対立の源を究明、労資関係の再生産過程と、剰余価値が利潤、地代、利子となって現われる総過程を明らかにした(『資本論』)。 マルクス学説の創造的適用者レーニンは、20世紀を境に顕著になった独占資本の成立が世界市場の分割をもたらし資本主義を崩壊に導くことを立証、さらに社会主義経済学の基礎を築いた。 経済 (雑誌)
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