ポートフォリオ分析
期限が迫っているものから着手したいが、そうすると他の業務の遅れが出てしまう。 このようなときポートフォリオ分析が有効だ。
ポートフォリオ分析は二つの重要な指標を設けて交差する軸上にとってエリア区分し、そこに要素を配置する方法だ。
この例では、業務の評価基準としての緊急度と重要度の指標が考えられる。
そこで横軸に緊急度をとり「高」と「低」に分け、また縦軸には重要度をとり、「高」と「低」に分ければ、4つの意味あるエリアが描かれる。
ここに業務を埋め込んでゆけばよい。
これが出来上がれば優先順位の判断は容易だ。
重要度が「高」、緊急度が「高」のものは、真っ先に着手しなければならないものである。
重要度は「高」だが緊急度は「低」のものは、中期計画のテーマに入れて対応して行けばよいとなる。
このようにポートフォリオ分析は重要な2つ指標の組み合わせによる平面への配置法を使って、最適な戦略を決定するための有効な分析手法である。 テーマに対し、二つの要素を上手く設定できるかが成否要因でもある。