バックマン線図
実体を長方形、関連を矢印線で表現する
バックマン線図はデータ構造図の一種であり、ネットワークモデルや関係モデルの論理データ設計に用いられる。
この場合のデータモデルはシステムにおけるデータ格納方法とは切り離されている。
データベース研究の先駆者チャールズ・バックマンが考案したことからその名を冠しており、主にソフトウェア設計で使われている。
関係モデルにおける関係は属性間の結びつきであり、その関係における全てのキーに推移的従属性を持つわけではない。
関係間の結合は、属性の一致に基づく。
それぞれの関係について四角形を描き、関係間の結合を矢印で四角形同士をつなぐことで表す。
矢印にはそれぞれ多重度を表示する必要がある。
1対N、1対1、N対Nなどがある。
ただし、N対Nは避けるべきで、2つの1対Nの結合に置換しなければならない。
Bachman diagram
DBTG図
チャールズ・バックマン(Charles W. Bachman)
実体関連図、ER図(ERD : entity-relationship diagram)
実体関連モデル、ERモデル(ERM : entity-relationship model)
データ構造図(DSD : Data structure diagram)