ジョブステップ
ジョブはコンピュータで処理されるときに、「ジョブステップ」に分解される。
ジョブステップとは、ジョブを小さな単位の処理に分けた場合の、1つの処理のことである。
逆に表現すれば、複数のジョブステップが集合して1つのジョブを構成しているということになる。
ジョブは、ユーザーがコンピュータに与える大きなひとまとまりの作業で、ジョブステップは、そのジョブを終了するために必要な1つ1つの要素である。
例えば、「本部サーバーのデータ更新」というジョブは、ユーザーがコンピュータに与える作業だが、その中には各データベースへのデータ更新というジョブステップが含まれているということである。
ジョブステップの中には、更に複数のシステムへのコマンド文などが含まれており、1回のジョブステップの実行で、これらすべてのコマンドが終了する。