クレーム管理
顧客からの苦情の記録・通知・対処結果を管理。
その傾向を分析して是正計画作成を支援すする。
不満を持った顧客の96%は、企業に対して何も言わない。
一般にクレームが1件あると、問題を抱えた顧客が他にも24人存在することになり、そのうち6件は深刻な問題なのである。 苦情を訴えた顧客は、たとえその問題が十分に解決されなかったとしても、苦情を訴えなかった顧客よりも、その企業と継続的にビジネスをしようとする傾向がある。
苦情を訴えた顧客の54~70%は、問題が解決されれば再びその企業とビジネスしようとする。特に問題が速やかに解決されたと顧客が感じるときには、その数字は95%にまで上昇する。
企業とのビジネスに問題があると感じた顧客は、平均9~10人にその事実について話す。 特にその13%は、20人以上にも話をする。
クレームを訴え、問題が解決された顧客は、業界にばらつきがあるが、平均5~8人の人にその事実を話す。
問題を解決しようとして成果が得られなかった顧客は、その悪い経験について8~16人の人に話をする。
クレーム処理の手順リスト
現状分析
まず、顧客の話を最後まで聞き、重要な事柄をメモする
原因分析
苦情の発生原因がどこにあるのかを、冷静に分析する
解決策
「いつ」「だれが」「どこで」「なにを」「どうして」「どれくらい」というように、具体的な解決策を検討する
伝達
解決策、対応策が決まったら、それを顧客に正確に伝える。
そして、それが確実に実行できるという前提で説明する
処理の実施
迅速、かつ的確に計画に基づき、処理を実施する
結果の報告
処理後の結果を確認し、それに対する顧客の反応や満足度を把握
同じことを繰り返さないように今後に生かす