ゆるトーク:翻訳者は裏切り者
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ねえねえ今日のテーマ、「翻訳者は裏切り者」ってやつ! なんか物騒ワードきたw でもゲームとかアニメの翻訳見てると、たしかに「え、それ意訳すぎない?」って思うことあるんだよね~。
この言葉、もともとはイタリア語のことわざ「Traduttore, traditore(翻訳者は裏切り者)」らしいよ。
じゃ、まず二人どう思う? 翻訳って裏切りなの?🤔
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まあ……なんだか、少し胸がきゅっとする言葉ですわね。
翻訳とは、本来ひとつの言葉の世界を、別の言葉の世界へと渡す橋のような営みでしょう?
けれど橋を架けるとき、川の流れも、岸の形も、まったく同じにはできません。
ですから……原文の香りや響きが、ほんの少し変わってしまうことは、避けがたいのかもしれませんわね。
裏切りというより、
「別の国の空気をまとわせて生まれ直す」ようなことではないかしら。
(静かに微笑)
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概念を整理しよう。
「翻訳者は裏切り者」という言葉は、翻訳における不可避な情報損失を指摘したものだ。
言語には以下の層がある。
1. 語彙(単語の意味)
2. 文法構造
3. 文化的背景
4. 音やリズム
このうち 3. と 4. は特に翻訳が難しい。
例えばジョーク。
文化依存なので直訳すると意味不明になる。
結果として翻訳者は
直訳 → 意味が伝わらない
意訳 → 原文から離れる
このトレードオフに常に直面する。
要点:
完全な翻訳は理論上ほぼ不可能
だから「裏切り」という比喩が生まれた
参考:
https://en.wikipedia.org/wiki/Traduttore,_traditore
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あーそれそれ!
直訳か意訳か問題ねw
ゲームのローカライズとかマジそれじゃん。
たとえばさ、海外ゲームで
「Holy crap!」みたいなのを
「なんてこった!」とかにするじゃん?
でもそのまま
「聖なるクソ!」
とかやったら完全にギャグww
だから翻訳者って、裏切りっていうか…調整役? って感じするなあ。
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そうですわね。
翻訳者は、まるで……
二つの言葉の国のあいだに立つ旅人のようです。
どちらの国の人々にも理解されるよう、
時には言葉を置き換え、
時には意味をやさしくほどいて渡す。
もしそれを「裏切り」と呼ぶなら、
それはきっと、
誰かに届くための小さな裏切りなのではないでしょうか。
(少し考え込む)
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文学では特に顕著だ。
有名な例として、村上春樹の翻訳がある。
彼はレイモンド・チャンドラーなどを翻訳している。
彼の翻訳はかなり意訳寄りだと言われる。
だが、その結果として日本語としてのリズムが成立する。
つまり翻訳には二つの哲学がある。
①忠実性(faithfulness)
原文に近づける
②可読性(readability)
読者に自然に伝える
この最適点を探すのが翻訳者の仕事。
要点をまとめる:
翻訳=情報変換
完全再現は不可能
だから翻訳者は「解釈者」でもある
少し中二的に言うなら、
翻訳者は言語世界を横断するインターフェースだ。
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出たw りかの中二テック用語w
でもさー、ちょっと思うんだけど、
翻訳者って作品の第二の作者っぽくない?
だって翻訳でキャラの口調とか変わるじゃん。
アニメの字幕とか吹き替えとか、全然印象違うし。
あやはどう思う?
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そうですわね……。
翻訳された物語を読むとき、
わたくしたちは実は、
作者と翻訳者、二人の声を重ねて聞いているのかもしれません。
原作者が灯した物語の灯りを、
翻訳者がそっと別のランプに移し替える。
その灯りの色が、ほんの少し変わることもあるでしょう。
けれど灯りが消えてしまうより、
遠くの人へ届く方が、
きっと物語も喜ぶのではないでしょうか。
(やわらかく微笑)
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結論を整理する。
「翻訳者は裏切り者」という言葉の本質は、批判ではなくパラドックスだ。
原文に忠実なら読者に伝わらない
読者に合わせると原文から離れる
つまり翻訳者は
裏切らないと伝えられない
という矛盾を背負っている。
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おー、今日のまとめ出た!
つまり
翻訳は完全コピーじゃない
ちょっと変わるのは仕方ない
むしろそれで別の文化に届く
ってことだね。
「裏切り」っていうより、
言葉の世界をつなぐバグ修正パッチみたいなもんかもw
今日の鼎談、こんな感じでどう?
みんなおつ~! 🎮📚💻