RDB:データモデル
相関関係は、それらがビジネス(業務)行動を可能としたり制限することから、ビジネスルールとも呼ばれる。 データモデルは、データの地図とも呼ばれ、管理対象とそれらの関連、およびデータ項目を図示したものである。
DOA では、これをシステムの基盤として利用する。 データモデルを通して対象業務で使われているデータ内容、さらには、業務内容を把握することができる。
これをデータを読むという。
また、要求される情報を、どの原始データを使ってどのように導出するかを組み立てることができる。
これを処理を読むという。
このように、データモデルを通してデータを読み、処理を読んで情報システムのしくみを創造することができる。 データモデルには、エンドユーザーが日頃慣れ親しんでいるデータ項目が表示されており、モデル自体の表記法も簡単である。
従って、エンドユーザーがデータモデルを読むことも容易である。
このため、情報システム部門とエンドユーザーが情報要件について話をする際に、データモデルを見ながら共通のイメージをもってコミュニケートできる。
また、エンドユーザーは自分のアクセスすべきデータが分かるため、エンドユーザー・コンピューティングの浸透・拡大にも役立つことになる。
現実世界の事象からデータを識別、データの関係を図式化。
論理データモデルを基に、DBMS、コンピュータの特性に合わせて、データベースを設計するためのモデル。