自分の一部とともに旧弊を葬り去る
例えば年配の社員が若手に向けてモラハラセクハラ的な言動をする気配があったとする
その場合に、10〜20歳下の自分や同年齢層のメンバーが間に入って、クッション役になろうとする、みたいなことがよくあった
メンタルモデル的には、それが通用していた世代と、通用しなくなった世代の間に挟まって無害化しようとしている試みなのだった
ハラスメントはなんとなくまずいことだよね、という時代から、定義が明確になり、実際に訴訟リスクがあるというところにステージがとっくに変わっているのであり、年配社員はついてこれていない
なめられるなめられない、みたいな話を見たけど、やはりそれは多くの人がすでに認識していて、自分の過ごした時代とともに葬り去ろうとしているのではないか それが中間の時代を生きた人、あるいは異なるコミュニティを橋渡しする人間の役目なのである 「俺はずっと俺のやり方で生きてきたしこれからもそう」という人間は、実のところ薄くラップされて隔離されていることも多くて、そのまま去るのを待たれているというところもある 挟まった人間というのは、上がやりたい放題やってきたツケを片付けつつ、下がやりたいようにやれるように精算してあげるという立場にあり、実のところその人には感情がないし、自身がどうしたいというのはないのである
ただ、あるべき場所に戻すというのが行動原理なのだと思う