シンセティック
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「シンセティック(SYNTHETIC)」
クラシック弦楽器弦の芯材(コア)に使われています
シンセティック という言葉は 特定の素材を表す言葉ではなく 「人工素材」「合成繊維」を指し示す総称です
総称 = 金属 素材名 = 金 銀 アルミ スズ スチール ハイドロナリウム クロムスチール カーボンスチール.......
総称 = シンセティック 素材名 = ナイロン ベルロン PET PE LCP ....... シンセティック弦は ガット弦に比べ湿度や温度に対する安定性が高く、チューニングも安定しやすいという特徴があります。
各メーカーが ガット弦の 暖かさ 柔らかさ かつ メーカー、ブランド独自な音色を求めて競い合って開発しています。
プレイヤーや環境に左右されにくく、教育現場やプロ演奏者にも浸透しています。
1970年6月の発売の Dominant弦 も 当初は PELRON CORE 表記でしたが 現在は SYNTHETIC CORE の表記となっており多くのプレイヤーにとって扱いやす威厳として プロ・アマ問わず世界中の演奏家に長く支持され続けています。 現在の Dominant弦 が 発売当時の 「 ベルロン Perlon 」の表記をやめ 「 シンセティック ( SYNTHETIC )」と変更したのは、 「Perlon」という単一素材ではなく 更に進化した複合素材となっているのではないか.....と 私は勝手に妄想していますが、皆さんはいかがお考えですか?