パブ『天翔る熊亭』
パブ『天翔る熊亭』(ソーホー地区)
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【概要】
経年劣化で脆くなっている煉瓦には、隙間なく蔦が絡み、入り口すらもほとんど見えなくなっている。常連客しか入ろうという気も起きない外観だが、これでも手入れはされているらしい。見上げると、やはり蔦が絡んだ看板がぶら下がっている。看板は古い木製で丸く、よく見るとかつては熊の絵が描いてあったようだ。しかし既にその面影はない。
このパブの名物は猫の幽霊である。このパブに入って正面には猫の剥製が置いてある。この猫が幽霊となって足下をうろつくという噂があるのだ。特に雨の夕方には鈴をちりちりと鳴らしながら客の足に身体をすり付ける猫の幽霊が見られるという。
【表沙汰にならない情報】
このパブは、猫の幽霊と共に、情報屋がたむろするということでその筋に知られている。この店でなくては接触することの出来ない人物がいることも確かである。実際には四六時中情報屋がいることは稀で、暗号化された情報をパブの主人に預けることで情報のやり取りが行われている。このパブに出入りする情報屋は多いが、特にこのパブ以外では連絡の取れない人物として、通称『早耳のアリス』という女性がいる。
【接触可能なNPC(データは『第1部第7章 倫敦名士録』を参照)】
パブの主人:ガストン・ウッドロック
情報屋:早耳のアリス(熱い魂を持つキャラクター)
常連客:モラン大佐