パブ『ボーダーランド』
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パブ『ボーダーランド』(シティ)
【概要】
下町と金融街のちょうど境目に経つこのパブは、奇妙な外観でその名を知られている。その特徴は、店の一階と二階の造りがまるで違う点だ。一階は木造の極めて庶民的なパブなのだが、二階は煉瓦造りの高級感あふれる外装になっている。また、入り口が2箇所あるのも特徴的で、外に取りつけられた(これまた高級そうな)階段を登って、直接二階へ入ることができるようになっている。しかし、どちらの入り口にも綱渡りをするピエロの看板が掲げられている。
このパブのユニークな点は、上流階級用と中流以下の階級用のパブが同じ建物の中に存在するという点にある。一階と二階はそれぞれ完全に独立しているが、どちらにも「もう一方の階級の空気」が流れ込んでいる。店の主人と給仕は両方のフロアに共通している。店は上下あわせて、常に二十人からの客でにぎわっている。マスターの名はエイハブ・ガーランド、六十過ぎの陽気なじいさんである。罵声の使い方と礼儀作法の両方に精通しており、「上」と「下」のどちらでも親しまれている。給仕は孫のステラ・ガーランドが勤めている。
【表沙汰にならない情報】
店の奥の部屋には機械仕掛けの原始的なリフト(エレベータ)があり、すばやく上下を行き来できるようになっている。また、このリフトは実際には地下三階地上三階にまで伸びている。地下には会員制のクラブルームがあり、いくつかのクラブが独立した部屋を借りている。その中には世を惑わす科学系秘密結社の名などもある。
【接触可能なNPC】
常連客:
常連客: