スティーブンソン目録店
スティーブンソン目録店(リージェントストリート)
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【概要】
リージェントストリートとオクスフォードストリートの交差点をさらに北に辿っていった一角にひっそりと建つ、陰気な店構えの個人商店である。多くの者はこの店に対して注意を払うこともない。常にドアの窓にはカーテンが掛かり、その外観からは実際に営業しているのかしていないのかすら定かではない。周囲の住人に聞いたとしても、「変人が住む石炭くさい家」という答えが返ってくるのみである。
【表沙汰にならない情報】
この店の真の価値を知るものは少ない。この店にはある意味倫敦でもっとも重要な情報が集められている。看板さえ出ていないこの店の偏執的な主人、アラン・スティーブンソン自身が設計・開発した導引機械『安楽椅子婦人』には、倫敦で出版されたありとあらゆる書物の目録が記録されている。彼は目録を完璧なものにするために血のにじむような努力を続けている。その結果この店は倫敦で最も重要な『本のない図書館』となっている。目録の内容は著者・出版社・ページ数・発行年月日・価格・簡単なレビュー・そして英国国内のどの図書館にその本が収蔵されているか、などである。
この店を訪れ、適切な検索料(一回1ポンド)を払えば導引機械に収められているデータを読むことができる。ほぼ年中無休の開店休業状態だが、主人の気まぐれで閉まっていることも多い。
【接触可能なNPC】