集団浅慮
全員一致のコンセンサスを求めるあまり、異論を唱えたり疑問をダシたりすることを控え、集団内に波風が立たないようにする現象
本書では真珠湾攻撃の例を取り上げて、日本もアメリカもどっちも陥ってたと強調してるねsta.icon
elements
1: 同調圧力
特に切羽づまってると働きやすい
波風が立つのを恐れて異論言うの辞めちゃう
逸脱意見から集団を防衛する人
皆が表面上従っていると、個々は「あーみんな支持してるんだね」と捉えてしまう
5: 無謬性の幻想
「自分たちは優秀で、そんな俺達が集まってるんだから正しいに決まっておろう?」
6: 道徳性の幻想
愛国無罪
正義ならば何でも許される
7: 外集団に対する偏見
日本「アメリカは多民族で愛国心なくて享楽的だから雑魚」
アメリカ「島国など取るに足らぬ」
8: 1-7により浅い決定が積み重なっていくこと
----
1-4は場のために社会的手抜きを促すもの
5-8は社会的手抜きを行った結果表れる症状
ジャニスsays、これらの症状は以下がそろうと起きる 孤立している(情報的に孤立していて独断的になりやすい)
リーダーシップの高さ(リーダーが安心感与えてて支持されてると皆満足しちゃう)
問題解決のためのストレスの高さ(現実逃避のために迂闊に決定したり、自転車置き場の議論に入れ込んだりする) ジャニスsays、これに陥るのを防ぐには、
集団を小さく分けて議論し、その結論を持ち寄ってさらに議論する
トリックスターを入れる(反対意見ばかりいう人や利害関係がない外の人間)