自転車置き場の議論
シリル・ノースコート・パーキンソン(英語版)が1957年に発表した、「組織は些細な物事に対して、不釣り合いなほど重点を置く」という主張である。パーキンソンがこの法則を説明する際に用いた例え話から「自転車置き場のコンセプト」、「自転車置き場の色」または「自転車置き場の議論」などの言い回しで使われることもある。
たとえとして原子力発電と自転車置き場を挙げている(設置に関する議論)
前者の場合、内容ムズすぎて素人はさっぱりだから傍観するしかない
後者の場合、内容が身近だから素人でも口を挟める、でどうでもいいことに口出して盛り上げていく
誰もが理解している(もしくは理解していると自分では思っている)ため、自転車置き場の設置については終わりのない議論が生じることになる。関係者の誰もが自分のアイデアを加えることによって自分の存在を誇示したがるのである。
わかりやすい計測可能箇所があると、そこに目をつけちゃう