単発性と想像余地のマトリックス
table:matrix
単発である 持続する
解釈や想像の余地がある 1 2
解釈や想像の余地がない 3 4
1 単発かつ余地がある
知ったら終わるが、余地があるので比較的長期間楽しめるもの
自分が変わらない限り(≒成長しない限り)余地の中を泳ぐことはできないので、実質持続の性質を帯びてくる
持続の苦しみを味わいたくないなら、解釈や想像についても単発にすると割り切れば良い
例: 芸術鑑賞全般
2 持続かつ余地がある
1の趣味を、持続的なものとして捉えるとここにくる
例: 芸術鑑賞全般(ガチ勢)
3 単発かつ余地もない
知ったら終わるもの
例: エンターテイメント全般
4 持続するが余地はない
≒人と対戦しないゲームであり、実質対戦趣味に等しい
対戦したいなら構わないが、対戦ではなく消費として楽しみたいなら、対戦として楽しむことは割り切らねばならない
例: 音ゲー、一人用ゲーム全般
このマトリックスが言っていること
https://gyazo.com/4ec06124a72b6a91fbfe57976e4a5df5
持続させた方が長期的に楽しめるが、成長を考える必要があって辛くなる
その辛さを受けてでも楽しめる者だけが行けばよい
その覚悟がないなら、行かない方が良い
いったん行ったあと、辛くなったのなら戻ってくればよい
補足
軸
単発と持続
単発……読書みたいな「基本的に一度読んだらおわり」
持続……音ゲーみたいな「成長を前提として何度も挑む」
解釈や想像の余地
ある……たとえば芸術鑑賞
ない……たとえば音ゲー(正解に近づくかどうかがすべて)
軸については以下にも留意
もちろん同じ対象であってもどちらも当てはまる
読書で何度も挑んだり、想像の余地なしにストイックに著者に思考に浸ったりもできる
音ゲーで「基本的に一度遊んだら終わり」な楽しみ方をする
余地はグラデーションである
たとえば読書は「ある程度は想像の余地がある or 余地を見いだせる」ものが大半だろう
Q: 読書は単発なの?知識や教養を成長させるという意味では持続に含まれない?
Ans: No
持続とは、その趣味そのものが成長を前提とさせているかどうか
ゲームは前提としているが、読書はしていない
教科書や問題集など学習関連のものは除く