メタワークの対象レイヤーVer1
とりあえず「個人」と「組織」があるわけだが、もうちょっと解像度が欲しかった。
二案ほど書いてみたがどちらも微妙
1: 個人、利用者、メンバー案
L2の利用者層が限定的すぎる(トップがボトムに提供するという方向しかない)
L3のメンバーが結局「組織」に等しい
2: 個人、一方通行組織、フラット組織案
割といい感じだが、一方通行やフラットという言葉のチョイスがまだ洗い
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3層ある
Layer1: 個人(自分自身)
Layer2: 利用者(自分を利用する人)
Layer3: メンバー(自分が属する組織の一員)
L1
自分自身一人
自分に閉じているので好きにすればいい
ここをガンガン推進するのとしないのとでは全然違う
推進するためにはそれなりの素養、基礎体力、要領といったものが必要
L2
いわばインターフェースの提供
「私を使いたければこのやり方に従ってください」
とても忙しい人が使うやり方の一つ
これは「私と打ち合わせたければ、このスケジューラを使って、私の空き予定にあなたが予定を設定してください」「ただし以下に当てはまる設定は認めません(例外設定)」などといった口を提供している(≒利用者に強制している)
これによりこの人は、
自分で予定を調整する手間から開放される
自分の価値観ではなく現場のニーズに基づいて仕事ができる
例外設定を調整すれば自分の時間も確保できる
先生と生徒という文脈で、「忙しい先生が現実的な範囲で "生徒のために応えたい"」を実現するやり方の一つ
これは「この時間帯なら誰でもいつでも訪問してきていいですよ」という口を提供している
これにより先生は、
使える範囲の時間を有効活用できる(し、これ以外の時間は侵食されない)
(もちろん生徒によって破ってくる事も考えられる)
生徒が相談できる率が増える(何も無いのとオフィスアワーという口があるのとでは後者の方が増える)
実力者、権力者、製品Aの作者など、これが使える人は限られる
L3
組織やメンバーのやり方を変えるということ
当たり前だが難しい
基本的には「変えることは諦める」
変えられないことはないが、イノベーション or 戦略的支配が必要で長期戦になる
例外もある
自分が権力者の場合は好きにできる
チーム内が十分役割が確立されている場合は、変えやすい
たとえばAさんをメタワーク担当(のようなポジション)に据えたチームがあれば、皆がAさんの提案を受け入れやすい
が、現実的にメタワーク用にポジション一つ与える事例は見たことがないsta.icon*2
あるにしても組織横断で組織単位(例:メタワークを担当するチーム)で設けられるケースのみ
組織が小さく、ホワイトである場合は、強引なやり方で変えることができることもある
アグレッシブなやり方で変えることができることもある
自殺や過労死で社名公表させる、抗議デモをおこす、テロをおこす etc
が、現実的ではない(または現実的かもしれないが倫理的ではない)ものもある
L2はもうちょっと広くするべきだろう
そうだな、たとえば
l1: 個人
l2: 一方通行的組織(階層など)
l3: フラットな組織(メッシュなど)
こうすれば、l2は「変えられないものを受け入れつつも、変えられる部分を変える」という路線になり、l3は「そもそも変えられないものがそうはない」という路線になる
一般的に組織はl2が多いので、l2という層を設けることは重要