ファクトフルネス
10の本能と対策
グループの二分は当てはまらないことが多い
平均はアテにならないので最高と最低もチェックする
大半の人がどこにいるかを探す
悪いニュースの方が広まりやすいことに留意する
長期的な前進よりも短期的な後退の方が目に留まりやすい
何でもかんでも直線のグラフに当てはめない
S字、滑り台、コブ、対数的など色々ある
子どもの身長が伸びやすいからといって「このままいけば 3m の巨人になってしまう」などは心配しない
恐怖本能
リスクが危険度と頻度で決まることに留意する
恐ろしさは関係がない
過大視本能
比較とわり算をしてみる
国や地域なら「ひとりあたり」
分類を疑う
特に自分にとって自然だと感じる分類は、自分の観測範囲外を無視しがち
規模が大きいほど、分類は小さく多くなる
ゆっくりとした変化という変化もあることを意識する
一年単位では軽微な変化でも数十年で大きな変化になる
技術だけでなく国、社会、文化、宗教も変化し続けている
知識をアップデート
何でもトンカチで叩くのではなく、いろんな道具の入った工具箱を準備する
自分に合わない意見、自分とは違う分野の意見こそ取り入れる
シンプルは美しいが、正当化も強い
犯人探し本能
誰かに責任を求めるのをやめ、原因を探す
目立ったヒーローよりも、社会など仕組みを支える人たちに目を向ける
焦り本能
小さな一歩を重ねる
今やらなければ二度とできない、なんてことは滅多にない
落ち着け。深呼吸しろ。
正確で重要なデータだけを取り入れる
地道に一歩ずつ進みながら効果を測定する
本はこっち