クローズドな性善説
たとえば、ある大企業において「社員であれば信用できるんだから仕事任せてもいいでしょ」と考える
これはその企業内という環境において性善説が発動している、といえる
これをクローズドな性善説という
流動的なジョブマッチングにおいて必要な概念だと思われる
当然選考のコストも高い
流動性が上がらない
Q: いやチェックしないと何かあったら困るでしょ
Ans: それはそうだが、別のやり方を考えることで流動性を上げられる
たとえば分離リテラシーがあれば「本当に信頼出来る人じゃない人」に任せられる仕事も捻出できる 今は分離リテラシーがなくて「機密情報と仕事がごちゃまぜになっている」という原始的な状態だから、≒機密情報渡せるだけの信頼出来る人にしか任せられない、となっている
が、これはgitignoreなどエンジニアレベルのリテラシーだから一般人には難しい
正直ここができればオフィスワークでもアルバイトをもっと雇えるsta.icon*2
非正規雇用問題に風穴を開けることさえできよう
たとえば流動性が高い欧米では「採用して」「問題があるなら切る」ができる
流動性が高ければ他の場所を探せばいいだけなので、大したダメージにはならない
SoEが強いままだとこれはできない、労働者に不利すぎる
入るのも出るのもかんたんなあり方に変えていかねばならない
たとえば信頼関係と親近感を切り離す
別に親近感がなくても信頼関係は育める
人間性は難があるけど仕事はちゃんとやる、とか
「いやそんなことないのでは」という人は仕事と人間関係を切り離せていない
人間関係が要らない or 限定的で済む仕事の仕方をつくればいいだけ
接客業でさえ「全面的な演技」で基本は乗り切れるし、イレギュラー時に別の人を呼ぶ対応も組み合わせれば十分カバーできる
オフィスワークなんてもっと簡単だろう
が、今の世の中は親近駆動がはびこっているので、こういうムーブをしない
要は「常に特定の人を指向する」メンタルモデルしかないから、「特定の人」を常につくる必要があり、それは≒その人を知ること、≒グルーミングが必要
メンタルモデル、特に分離(切り離す)が重要か
こういった新しい概念の提唱は俺のような「変人」の使命であろう
別の言い方をすれば、俺はやり方や考え方を工夫すればどうとでもなると知っているから性善説を取れるsta.icon
ならばやり方と考え方をワークウェア化して、誰でも使えるようにしたら、誰でも性善説を取れるようになる