インサイトマーケティング
インサイト(無意識の心理)を突き止める
事例1: インスタントコーヒーが「味が悪い」を理由に売れなかった、なんで?
実は「手抜きの主婦と思われたくなかった」
事例2: 消せるボールペン
「間違えても手軽に消せたらいいのに」というインサイト
以下三段階が基本
3 アイデア(価値を体験させる具体策)
この記事のmasui.iconもインサイトのことを言ってるのだと思ってるsta.icon
川崎……例えば私はもう30年くらいコンピューターを触っているので、もっと若い世代の「普通の人」の感覚を理解するのに苦労することがあるんです。増井さんはその感覚をどう身に付けて、多くの人に使われる発明に活かしているのでしょうか?
増井:それは逆に、老人としての知見を活かしていますよ(笑)。無理して若者に合わせにいかなくていいということです。
我々は所詮人間なので、何を欲するかの傾向やパターンなんてたかが知れている
が、本人すら自覚できてないので探り当てるのが難しい(インサイト)
人生経験豊富かつ生み出す考える営為をしてきた人、たとえばmasui.iconさんはインサイトを探るのが上手
そうそう。あと最近では、意外と「再発明」というのもいいものだと思っています。
今流行ってるものでも「それって、30年前にすでにあったよね?」というものってたくさんあるでしょう。それが再発明。昔は機が熟してなかったけれど、今技術が進化したからこそ、価値が出てくるようなものがあると思います。
昔見えてなかった or 見えても捉えられなかったインサイトも、今なら捉えられるかもしれない
あとはビジネス的に通用するプロダクトを考えるにあたっては、「ユニバーサルであること」は、知らず知らずのうちに考えているかもしれません。誰でも使える、どんな言語でも使える、というUI/UXは重要ですよね。
人間や人生の真理もシンプルであるように、汎用性も大事、汎用的であればそれだけ適用範囲も広い=インサイトにもアプローチしやすい