PIBLO
Parse Index and Block
「目次ページから辿れるページ全部」とそのうち「本文を指定(意味)するブロック」のみを辿ってコンテンツにすること(sta.icon語)
UserScriptでたとえると「ページindexから辿れる全てのページ」にある「スクリプト(code:scripts.jsブロック)」を連結して一つのコードにします、みたいなもん
別の例として、引き算サービスでは、indexとしてmakefileページが使われているといえそうsta.icon 歴史
「目次ページから辿れるページを対象にする」は新しくない
「本文を意味するブロック」は新しい、というか文芸的
プログラミングのジャンルで観測されてきた
Scrapboxは「codeブロックを実行する能力」をつくったことで偶然これに至れた
Donald Knuthみたいなバケモン(頭に脳内コンパイラがあるので実行環境なくてもコード書ける&あとは「コードと文書入りのドキュメントからコードを取り出してビルドするシステム」だけあればいい)もいるけど…… howmもこの路線で、日付文字列書いておいてあとからそれをgrep(抽出)するという発想を取る (タスクや予定という本文を意味する一行のブロック、ということができる)
また文芸的アプローチはタスク管理界隈でもちらほらあった
そうでなくともアウトライナーに全部ぶっこんでそっから必要に応じてサルベージするみたいな路線は前々からあった
そしてこのやり方は「ザ・タスクリスト」を別につくってそれ回すよりも上手くいきやすい
sta.iconみたいな神経質ロボット人間はザ・タスクリストでも回せるし、GTDの運用も(だるいけど)別にムズくはないと思っているが、これはマイノリティなのだ
井戸端や知的生産界隈だけじゃなくて、会社1(とその周辺のJTC)でもそうだから、たぶんこれ(何でも入りとそっからのサルベージ)派がマジョリティ ここから帰結できるのは、
本文(コンテンツに取り込むもの)とメモ(本文以外)をいっしょくたにかく
そこからどうにかして本文だけ取り出してコンテンツにする
という潮流の存在であり、これを実現するために必要な発想が「ページのような単位」「ページ中の "本文を書くエリア"」と「コンテンツの対象を選ぶ機構」である。
(そうなるよね?いや凡人のsta.iconの頭ではこれが限度ってことなのかもしれないけど……)
「ページのような単位」はPage
「ページ中の "本文を書くエリア"」はBlock
「コンテンツの対象を選ぶ機構」はIndex
で、まずIndexを辿ることで「コンテンツ対象となるページ」が集まるでしょ、そしてさらにそこから本文だけ(Block)を抽出する
IndexとBlockをParseしているなと思って、この名前にしたのですsta.icon*2
と思ったけど微妙かもなー
(中間生成物ならアリ)
脱Bookしたい人達も、目次並べるという「本の世界の潮流」をわざわざ踏襲するのもだるいと考えるだろう