崇拝
ワーシップ
モンスターに次元の違いを示すことで発動する
例
崇拝してくるモンスターとのコミュニケーション
イエス・ノーで答えられる質問をぶつけ、その反応を知ることはできる
それ以外の質問は通じるが、応答が返ってこない
というより返す手段がない
崇拝のレベル
基本的に忠誠と呼ぶにふさわしい従順ぶりを見せる
モンスターの知能が高いほど、これが和らぐ
実例
ダンゴはタイヨウの指示に素直に従わず、反応を遅らせたりする モンスターが俺を崇める現象を『|崇拝《ワーシップ》』と呼ぶことにした。
ワーシップの発動条件だが、モンスターに規格外の力量差を見せれば良いようだ。
俺の場合、倍々毒気《ばいばいどくけ》に耐えたことがその証明となった。
ワーシップが適用される範囲は二通りある。モンスターが直接目撃した場合と、目撃者が目撃者と同じ波長を持つモンスターに共有した場合だ。 波長というのは俺の造語だが、どうもモンスターは固有の周波数のようなものを持っており、これが同ダンジョンの同フロア単位で同じになるらしい。
これで今までの説明がつく。
白夜の森は、森そのものが一つの単位になっているのだろう。だから目撃したモンスターはごく一部でも、隠密《ステルス》モンスターの全てが俺を崇めた。
また、先の戦闘では、その場にいたグレーターデーモンと、奴らが呼び出したモンスター達が俺を目撃している。同様に、奴らは例外なく俺を崇めている。