リサーチトライアル実施案
Plan for Research Trial in TESlab
2022年度まで本研究室は機能創造理工学科3年次生向けリサーチトライアルに参加していませんでしたが,2023年度から参加しました。
現在,本研究室では,他の研究室の倍以上になる20人以上の学生が在籍しています。収容力も限界なうえ,これ以上学生が増えると指導も行き届かなくなります。また,宮武は学内外の業務も多数抱えており,当分この状況が続きそうです。このため,リサーチトライアルについては,状況に合わせた最小限の人数に絞って受入を行い,教育効果が下がらないようにさせて頂きます。状況によっては次年度に取りやめる可能性もあります。何卒ご理解のほど,宜しくお願いします。
1.参加希望期 : 2025年度は秋学期のみの予定
2.最大受け入れ可能人数 : 春学期 0名 ・ 秋学期 2名
3.実施研究内容(案):
蓄電装置や再生可能エネルギーなどを用いたエネルギーマネジメント技術,特に鉄道などの交通システムへの応用について取り扱う。最適化手法や最適制御などを適用したエネルギーマネジメントにより省エネルギー,発電効率向上,低コスト,顧客サービスの向上などが実現できることを理解する。
This lab activity will cover energy management technology using energy storage devices and renewable energy, especially its application to transportation systems such as railways. Students will understand that optimal energy management can save energy, improve power generation efficiency, lower costs and customer services.
具体的な方法は次の通りである。
英文の雑誌記事を読んで内容を紹介する(ゼミ形式: 4週)
4年生の卒業研究の議論に加わる(ゼミ形式: 4週)※時間が合えば実施,なければ他のものに差し替え
MATLAB/Simulink又はExcelによりエネルギーマネジメントのシミュレーションを行う(演習形式: 4週)
※その他,ガインダンス1週,全体総括1週
4.実施予定期間(案): 
春学期授業期間に,ゼミ形式は金曜2限を予定している。それ以外は別途調整する。
5.到達目標:
雑誌記事の読破や研究の議論への参加により,エネルギーマネジメントの基礎概念を理解する。
シミュレーション演習により,エネルギーマネジメントの実装方法の基礎を理解する。
6.備考・追記事項など:
研究室Webサイト https://miyatake.main.jp
<参考>2023年度実施内容(2024年度も概ね同じ,2025年度は変更の可能性あり)
9/29(金) 5限 ガインダンス
10/6(金) 5限 研究室の研究紹介・見学及び英文雑誌記事の割当
10/13(金) 5限 講義
10/20(金) 5限 英文雑誌記事の輪読
10/27(金) 5限 英文雑誌記事の輪読
11/10(金) 5限 英文雑誌記事の輪読
11/17(金) 5限 学内シンポジウムに参加して調査
11/24(金) 5限 英文雑誌記事の輪読
12/1(金) 5限 シミュレーション演習の内容紹介 燃料電池・バッテリハイブリッド車両の最適エネルギーマネジメント
12/8(金) 5限 シミュレーション演習
12/15(金) 5限 シミュレーション演習
12/22(金) 5限 シミュレーション演習結果発表
1/5(金) 5限 講義
1/19(金) 5限 全体総括