華厳
大乗仏教の宗派のひとつ。『大方広仏華厳経』(『華厳経』)を拠り所とした宗派で、開祖は杜順。日本仏教における華厳宗は、審祥により736年に伝えられた。南都六宗の一つ。東大寺盧舎那仏像が建立された。
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中国,唐の杜順の開いたといわれる宗派。『華厳経』に基づく宗派であって,その成立の背景に,『華厳経』の写経や読誦を通して表現される『華厳経』信仰や,その信仰に基づく信仰団体である華厳斎会 (さいえ) などの存在があったといわれる。や[]がて智儼が現れ, 法蔵によって体系づけられた。その後澄観,宗密が出た。新羅の義湘は杜順に華厳教学を学び,帰国後,東海華厳宗を開いた。元暁も入唐して華厳を学んだ。菩提仙那とともに日本に来た (736) 道せん (どうせん) は華厳教学を初めて日本に伝えたとされる。]