東大寺二月堂
奈良東大寺にある堂。毎年二月に修二会を行うことからこの名がある。
東大寺第二世実忠の創建。1669年徳川家綱の再建。 http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/images/06nigatsudo.jpg
二月堂は平重衡の兵火(1180年)、三好・松永の戦い(1567年)の2回の戦火には焼け残ったが、寛文7年(1667年)、お水取りの最中に失火で焼失し、2年後に再建されたのが現在の建物である。 本尊は大観音(おおかんのん)、小観音(こがんのん)と呼ばれる2体の十一面観音像で、どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏である。建物は2005年12月、国宝に指定された。