様相選言特性
$ \vdash_\mathbf{M\Lambda} \Box A \lor \Box Bならば$ \vdash_\mathbf{M\Lambda} Aまたは$ \vdash_\mathbf{M\Lambda} B
次のことが示される.
proof
$ \vdash_\mathbf{I\Lambda} A \lor Bとし,Gödel変換$ \cdot^Gとする. $ \vdash_\mathbf{M\Lambda} A^G \lor B^G:Gödel変換 $ \vdash_\mathbf{M\Lambda} \Box A^G \lor \Box B^G:
remark勘違いしていたがこれは様相論理の推論から導かれるものではない.
$ \vdash_\mathbf{M\Lambda} A^Gまたは$ \vdash_\mathbf{M\Lambda} B^G:様相選言特性 $ \vdash_\mathbf{I\Lambda} Aまたは$ \vdash_\mathbf{I\Lambda} B:Modal Companion よって良い.
逆も成り立つ.
Memo
証明を見た感じrootedなフレームに対して完全な論理では一考の価値がある.(必ずしも全てで成り立つわけではないはず)
$ \bf K4でも成り立つらしい.
すなわち直接に選言特性を導く証明は知らない.
木モデルに対しての完全性が成り立つからちょっと考えれば出てきそうな気はする.
Memo