CAN通信中におけるバスオフ発生条件について
CANの仕様では、
送受信エラーカウンターは、
1.送信ユニットがエラーフラグを送信したとき
2.ロードフラグを送信中にビットエラーを検出
3.アクティブエラーフラグ、オーバーロードフラグの最初から14 ビットの連続したドミナントを検出
4.パッシブエラーフラグの後に追加の8ビットの連続したドミナントを検出したときと、その後8 ビットの連続したドミナントレベルを検出
で8インクリメントします。
その他に、受信エラーカウンターは
1.受信ユニットがエラーを検出したとき。
に1インクリメントします。
CANは、CRCエラー、スタッフエラー、ビットエラー、ACKエラー、フォーマットエラー を検知します。送信中にこれらのエラーが発生すれば、送信ユニットはエラーフラグを送信して、送信エラーカウンターはインクリメントされます。