CAN
#通信プロトコル
https://www.csselectronics.com/screen/page/simple-intro-to-can-bus/language/en
https://canlogger1000.csselectronics.com/img/CAN-bus-ECU-node-communication-send-accept-reject.svg
https://canlogger1000.csselectronics.com/img/CAN-bus-frame-standard-message-SOF-ID-RTR-Control-Data-CRC-ACK-EOF.svg
https://sunnygiken.jp/product/can-tool/aboutcan/
CANは、ISOにて国際的に標準化されたシリアル通信プロトコルです。
これまで自動車産業では、安全性、快適性、低公害、低コストを求め、自動車の電子制御システムを様々に開発してきました。これらの制御システムは、システムごとに複数のバスラインに構成される場合が多く、ワイヤーハーネスの増加、それに伴う重量及びコストの増大が問題となっていました。そこで、”ワイヤーハーネスを削減する”、”複数のLANを介して大容量のデータを高速に通信する”ことを目的に、ドイツの電装メーカBOSCH社が自動車の電子制御システム向け通信プロトコルとしてCANを開発しました。
CANはISO11898で規格化され、自動車LANの標準プロトコルに位置づけられています。また、現在ではCANの高い性能と信頼性が認められ、FA、産業機器等、多方面にわたり使われています。
ISO11898ではデータリンク層がISO11898-1で規定され、2015年には従来のCAN(Classic CAN)に加えてCAN FDの仕様が追加されました。CANの物理層はISO11898-2でHigh Speed CAN(高速CAN)、ISO11898-3でLow Speed CAN(低速CAN)をそれぞれ規定しています。本ページではISO11898-2 HighSpeed CANについて主に記載します。
https://gyazo.com/bcff5ee7447c9bdd9d2ad12bd1576188