デザイン思考
ユーザーに「何が必要か」や「どこをどう改善すべきか」を聞いて、次の車をつくっていきます。これがデザイン思考です。単純に言えば、メーカー(テクノロジー)中心ではなく、ユーザー中心で発想するということです。 「ユーザーに聞く」ということはつまり、問題やニーズを発見するということです。そこからアイディアを出し、プロトタイプをつくり、使ってもらって、また聞くことの繰り返し。つまり、デザイン思考とは改善の手段なのです。ところが日本では今、多くの人がデザイン思考をイノベーションの手法と捉えてしまっているのです。