キルケゴール
主体的真理、あれかこれかと主体的に選ぶことが大事。実存の三段階,1美的実存(感覚的に生きる)2,倫理的実存(正義を自己表現)3、宗教的実存(神の前で単独者) キルケゴール:絶望して自己自身であろうと欲する絶望=この世のすべてのことに絶望していながら、宗教に救いを求めない段階 キルケゴールが言うように、 破滅が避けられない ということは、可能性を信じる者もよく理解している。「人間的には自分の破滅がすぐそこにあることを理解しながら、 それでも 可能性を信じること、これこそが信じることである」( 23)。死に至る病としての消尽において、もはや避けられなくなった破滅に対して、「それでも」という逆接によって、消尽しないものを、死の向こう側を、希求すること。そうすることを選択すること。これが、ドゥルーズがパスカルとキルケゴールとともに練り上げる「選択」の哲学であり、生の閉塞とその打破をめぐる「宗教的転回」