カント
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カントの純粋理性批判:新たなる有限者としての近代的人間の在り方を明記した。真理に向かおうとするが、真理への到達不可能性によって牽引されつづける カント:対象=現象ではない。認識が対象に従うのではなく、対象が認識に従う。コペルニクス的転回 物体Xをどのように認識するか。従来は、「客観は主観とは独立に存在する」と考えられていたが、カントは「対象がわれわれに従う」とコペルニクス的転回をやってのけた。つまり、カントは経験論だけでも不十分であり、合理論だけでも不十分であるとして、両者を統一する「認識論」を展開したのだ。知識の成立には「経験すること」と「考えること」の二つの働きが同時に必要である、とまあこういう理解でいいのだろうか。