We are remote #2 – リモートワークどうですか? - connpass 日時
2019/03/06(水) 19:00 〜 21:30
場所
リモート参加
LT枠で申し込んだ
何話そう
2年ぐらい経ったし
当日のスライド
以下ネタ帳
最近リモートワークつらい、コミュニケーションをたくさんとって指示を明確にして、感情表現をしてしっかりマネジメントしよう!みたいな結論のblogをたくさん見た。
俺はそれ違うんじゃないのと、というか無理だし無駄だと思うのでそういう気持ちをスライドにした。
話した内容
コミュニケーションを厳密にやるのはそもそも人間には向いてないからエラーは0にならないし、その正確なコミュニケーションとやらの為に集中して1人で考え、作る時間が削られるのはおかしい。
それならビジョン・価値観・制約条件だけ共有した上でタスクを大きめに切ればいい。
当然、レビューの結果rejectはあるけど、間違いや手戻りを恐れずにそうやった方が学習効率もいい。
という話をした。
他にも社内には優先度や〆切の概念が無いとか、実際にそれをどうScrapbox上でやるかという話も書いてある。
気をつけるべき点が完全にまとまっていると思うshokai.icon
仕事に明確な線引きをすると、回らなくなってくる
会社にいるときより進捗が見えづらい
など
しかし、まずコミュニケーション自体が重いという事実がある
そこでコミュニケーションを減らすために明確に役割を分けると「俺は担当じゃないから知らないよ」で何も進まなくなってしまう
感想shokai.icon
全員が、多少は他人のフォローをする意識を持つ必要がある
曖昧なまま、信用・信頼の問題をどう解決していくか? これも重要な指摘ですねshokai.icon
これまでの組織では、部下の行うことは上司が知っていた。上司自身、数年前には部下と同じ仕事をしていた。しかし知識組織では、上司は部下の仕事を知らないものとみなさなければならない。通常、上司は部下と同じ仕事を経験していない。 部下が専門知識を扱うようになると、上司は部下の仕事を知らないのが前提となる
つまり
部下が専門知識を扱わない場合
管理を徹底する事でリモートワーク
部下が専門知識を扱う場合
管理を徹底してもマネジメントにはならない
しかし、信用・信頼を発生させる必要がある
学部生の頃の先生が言っていた
「アイディア考えて来いと言ったら100個ぐらい書き出してくるんだ」
頭のなかに持ってるだけじゃだめ、誰も何もリアクションできないから
結局、上司から観測可能なアウトプットが無ければ信頼は発生しない 対策
毎日プルリクを3つ出す
これこそ信頼の源
無理なので
「やっている感」が出る
https://gyazo.com/6c65204d6632f2edf7015ae26ce75040
こういうのは「ある機能を実装するのをやめる」という意思決定なので、Pull requestという形にはならない
しかしとても重要
意見とか考察はどんどん書く
mobileのUIについて考察している所に乱入していく様子
https://gyazo.com/3839cc211ec71c1970d01873cc50242a
https://gyazo.com/58f6ab81636efa10b979589f94f7f708
ページ下の方に「なるほど」とか感想が書かれている
一見バラバラな調査ページの群れに、方向性を与え、価値を定義する重要な活動
まとめ
Pull requestにならない単位の重要な活動がある
そんな簡単にコードが書けてたまるか
調査や考察が他人に見える状態で共有していく、それが信頼の源になるのではないか? これで明日解雇されていたりすると最高に面白くはある