2017年を振り返る
これまでで一番充実していた気がする
これが一番大きな発見だったかもしれない
ユーザーを力強い存在と想定してよい
https://twitter.com/shokai/status/946424870799151105 https://gyazo.com/95a559d6b352d8ecf51e84a41e86a86f
学習意欲が高い
新しい概念を獲得するのが好き
知的好奇心旺盛
目的があれば多少の努力は厭わない
そうして得た知識や工夫を、他の人に布教してくれる
自分が自分の為にこだわって作ってる最高のツールだけど
使い方が特殊なので、心を開いて説明はする
自ら、そのツールを使う用途を広げる
色々な物を色々なメンバー構成で記録したり考えたりするのに使う
苦情を聞いて取り入れることもある
きっかけ
まったくそのとおりだよねと思った
Twitter等でエゴサーチして全ての疑問・質問・苦情に手当たり次第マジレスしてみるようにした 設計や仕様の意図を説明する
例えば
markdownを使いたい!
複数ページ間のリンクと、リンクのネットワーク構造を使った関連ページ推薦が重要な機能なので、それを第一に使いやすくする記法にしましたshokai.icon 行毎に最終編集者の情報を表示してほしい!
最後に編集した人という意味の情報が、私の意見だという意味に取ってしまう人が出るのでダメです。誤字脱字を直してあげる、単語をリンクにしてあげる等の小人さん的な活動がしにくくなる。誰が書いたのかが重要な場合は行末に自分のアイコンでも付けてくださいshokai.icon 非公開projectの中の1部分のページだけ公開したい
書く前に、今から書くページが公開か非公開か毎回確認しなければならなくなってしまうと速度が出なくなるshokai.icon
非公開のつもりで書いたテキストが(例え操作ミスでも)他人に公開状態にされてしまった時、深刻な人間関係の亀裂が生じるshokai.icon
のような感じで、色々な要望がwebに流れてくるのに手当たり次第マジレスした
体感で9割以上の人が1発で理解してくれるが、その場ではフーンのような反応
でもなぜか1ヶ月ぐらい後になると他人に布教しはじめる
理由はわからん
そもそも、疑問・苦情を文章で説明してSNSに投稿できる時点で
何が問題なのか分析できているわけで
論理的に説明すればわかってくれないはずがない
同僚が増えた
daiiz.iconという
先日の忘年会も含めて4回ぐらいしかリアルで会っていないのだが、仕事はうまく回っている気がする
欲しい機能や困っている事を共有するだけ
「これをやってくれ」という指示などは互いにやり取りしていない
Scrapboxを、こういうツールであると考えている
頭のなかにあるごちゃごちゃした物事をそのままネットワーク構造で表現できる
1本の筋道を立てるような、再利用を妨げる加工をしなくていい リンクのおかげで適当に殴り書いたメモにも文脈が付くので、他人が見ても意味がわかる
自分の考える速度で出力できるテキストエディタ
連想はグラフ構造だから、それを同時編集・可視化できれば、覚えて・思い出して・発想するのも複数人でできる 互いの頭の中を共有できるのだから、メッセージングは減らせる
「これをやってくれ」は要らない
グラフィカルなイメージを共有する為にスケッチ機能は強化したいな
daiiz.iconが頭がよく実装が速い上に、あきらめが悪いのが良かったと思う
何度でもやりなおしてくれる
まあ俺の説明が良いのもあるが
物を作る時、全ての物事には理由や意図があって全部説明できなければならない
全体の機能設計にも、コードの細かい部分にも全てに理由があるし、共有すべきなのは理由の方だ
仲間内ですらそれが説明できないなら、ユーザーに説明する事もできない
あえて言語化せず残しておいたほうが良い余白みたいなのもあるので、難しいが
このやり方なら、もう少し人が増えてもスケールする気がする
ただしアイディアに対する批判を人格への批判だと勘違いしない、あきらめが悪い人だけで構成されている場合に限る
忙しくしない
やる気が無い時に書くとクソコードになる
アイディアが降ってきた時に備えて、常に全力を出さなように温存しておく
夜中とか日曜日とかに降ってきてしまう事がある
平日に全力を出し切ってしまうと、それを掴み逃してしまう
現状の、青写真の4割程度の機能しかないScrapboxにおいて俺がやるべき事は1点の確実な積み重ねではなく10点を取れるチャンスが来た時に確実に決める事だと思っている
リモートワークでは時間配分を自分で自由に決めれるので、こういうやり方がとてもやりやすい 毎月40〜60程度のpull requestをして、合計500回ぐらい機能追加・修正した
https://gyazo.com/f29ddedf1747806f2f1d14cee9283a3a
GitHubの草はmasterに入ったcommitの数で濃さが決まる
masterには1 pull request 1 commitしか入らないのであまり濃くならない
5月ごろがスカスカしているのはゼルダの影響
発表
2ヶ月に1回くらいの頻度でやった
スライドは直前3時間ぐらいで作るようにした
自分には同時に1つの事しか集中して考えられない性質がある
発表申込した時点で興味があった事が、発表時に過去の事になっていると全く集中できない
発表資料の事を考え始めた時点で、新しい革命的な機能のアイディアが降ってこない状態になってしまう
規則正しい生活を心がけた
思いついたらすぐ作る
ぼんやりしたアイディアがあればあるほど、目眩がしてきて体調が悪くなる
さっさと触れる状態に出す
外部化しないと心の澱みになってしまう
思いついてないなら今はやるべき時ではない
そういう時は、思いつくためになるべくScrapboxに書く
これまで関係が無いと思った物事の関係性を見出せる
https://gyazo.com/22d4572e1c68f5d9a47b460d3e623fd1
個別の事象のメモページからリンクして整理する
複数の問題の背景がつながってきて色々と見えてくる
エラーコードの意味とか知見とかが蓄積されていく
やりたい時にやりたい事をやる、という単純で規則正しい生活を心がけた
特定の時間に寝るとか起きるとかミーティングするみたいな、不規則になる要素を無くした
上の例のようにまとめれば、ヒマな時に脳が自動的に思考してくれる
その自動処理を予め時間指定されたイベントで無くしてしまうのがもったいない
山登ってるだけで面白い
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