本の読み方
shimizukawa.icon 本との付き合い方の変化
2000年頃、そもそもネットに技術情報はそれほど多くなかったので、色々な技術書を買って、読み込んでいた
2017年頃、Pythonやプログラミング関連書籍が多数出版されていて、だんだん読み切れなくなってきた
2020年頃、本を読まなくなってきている実感があった。調べ物はネットで大体できるし
2024年には、AI Chatの台頭によって、Web検索もしなくなった
2024年末、やっぱり本は面白い、と回帰した
2025年頭時点
読まなくなったのは、プログラミング関係のHowTo本で、聞いて知る ことで十分な情報を扱う本だった
聞いて知るレベルの情報は、AI Chat + 公式ドキュメント で賄えるようになった
エッセイや考え方など、著者の主張に沿った体系的な情報は、理解して知るための道具なので代替しづらい
体系的で、普遍的な内容
上達の法則
勉強の仕方
「わかる」とは何か
コーディングを支える技術
本の「使い方」
エッセイ
#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった
バッタを倒しにアフリカへ
バッタを倒すぜアフリカで
プログラミング入門者にとっても、入門本のニーズは減っていくだろうと思う
#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった の著者は、実践から学ぶスタイル
プログラミングはAI Chatを活用して実践から学ぶ、あるいは反転学習が向いていると思う
問いの編集力 では、本を「出会うための道具」と定義している
思いがけない情報への出会い
未知との出会い
触発装置としての書物
本の「使い方」では、本を「考える力を鍛える道具」と仮定している
読書の本当の目的が考える力を鍛えることだとしたら、アリストテレス、デカルト、カ ントといった超一流の頭脳の思考のプロセスを追体験することが、学びになるはずです。
読書の目的は何か。情報収集のためなのか。ノウハウを知るためなのか。考える力を鍛えるためなのか。技術書の場合、情報収集とノウハウを知る、がほとんどだと思う。しかし、その目的はAI Chatで置き換えられていきそう。
AI Chatに置き換えられない目的は何か?
1行たりとも読み飛ばさない
何百年も残った古典は「正しい」
何かを学ぶなら「厚い本→薄い本」の順
厚い本を先に読むのは、「厚い本は書く力量が必要で出版ハードルも高いため、質の担保が期待できる」ため。
最後に薄い本で概要を整理して自分の理解と全体像を確かめる
哲学書
メノン