フリースタイルリブレ
https://gyazo.com/271c4f0d9cea81070f43999df9870ca9
血糖値の変動を測る医療機器だが、処方薬ではないので一般人でも買える。
これはなに?
センサーが血糖値を連続的に計測し、内蔵のマイコンに最大8時間の履歴をため込む
連続的に血糖値を計測するので Continuos Glucose Monitoring (CGM) と呼ばれる
センサーにはNFCインタフェースがついていて、純正のリーダーでアクティベーションとデータの読み取りが可能
リーダーをセンサーにかざすとマイコンに残っている履歴を転送できる
8時間に1回かざせば欠測なく全データを取得できる
センサーは14日の使い捨てで 7000円ぐらい (安くない)
血液を採取して正確な血糖値を測る機能もある
電極 (4752円/30枚) を別途購入する必要があるが、これは処方薬局で取り寄せる必要があり面倒
センサー
7000円ぐらい
楽天で7480円 : お買い物マラソンやSPUでポイント還元できるならこちらも安い センサーは純正のリーダーまたは Glimp S (Androidアプリ) でアクティベーションする
センサーはアクティベーション後 14 日で使えなくなる
アクティベーションを契機にセンサー内のマイコンでカウントダウンがはじまり、きっかり14日後に動作を停止する
センサーの不良率がそこそこある
認識されなかったら 0120-37-8055 (平日8:00-20:00) に電話して交換をリクエストする
シリアル番号と自分の氏名、連絡先を伝えるだけで交換品を無料で送ってくれる
購入場所や処方について聞かれることはない
リーダー
純正のリーダー
7700 円ぐらい
楽天で7630円 : お買い物マラソンやSPUでポイント還元できるならこちらも安い センサーのアクティベーションやデータの読み取りが可能
micro USB インタフェースがついていて、充電のほか PC / macOS にデータを吸い出せる
macOS 版のアップデートが微妙なので僕の環境では動かなかった
Glimp (NFC 対応 Android)
アクティベーション済のセンサーであれば読み出せる
スマホなのでグラフの拡大・縮小やスクショの共有が簡単でよい
Glimp S (NFC 対応 Android)
純正のリーダーなしにセンサーをアクティベーションできるアプリ
Glimp S でアクティベーションするとキャリブレーションが効かないような気がする (shaoの体感)
iOS の NFC を利用したリーダーは現時点でない
iOS 14 で増えた API でいけそうなので、時間の問題かな。
計測精度
まとめ
リーダーは7700円、センサーは7000円/2週間
NFC 対応の Android 所有者はリーダーをケチれるが、精度が悪くなる気がする
-- 以下、GEEK 向け情報 --
トランスミッター
リーダーの上に被せることで、Bluetooth でデータをとれるようにするデバイス
MiaoMiao : $169.00
上海市皑薇夏信息科技服务中心
CEO: 吴姝萍
Tomato の CEO も兼任
リブレの上に被せて血糖値データを iPhone などに BLE 経由で自動転送できるようにするもの
さらに深みへ、、、
Spike
MiaoMiao で取得したデータをビジュアライズし、AWS / Azure にアップロードする iOS アプリ
医療アプリとして App Store の審査に通らなかったのでGitHubからコードをチェックアウトし、自分でビルドして実機に転送する必要がある
Nightscout
血糖値データサーバー
自分で AWS / Azure / Heroku にデプロイしてサーバをホストする必要がある
Spike や Glimp と連携してデータを Nightscout サーバーに飛ばすと、血糖値データを MongoDB に保存できる
血糖値をトリガーに WebHook や IFTTT イベントを発動させたりできる
-- イベント --