スリースラックを手に入れるために
なぜスリー(3時間)なのか
And: 必要十分だから
すでに述べたとおり、低性能は現代的な生活の負荷には耐えられない
四六時中仕事をしている、のようなワーカホリック的な働き方はできない
しかし、何もしないと、向こうから勝手に負荷がやってきて上がっていく
自衛しなければならない
では、低性能として無難に暮らせるには、どの程度あればいいか?
筆者の経験則的に1時間でも2時間でもなく、3時間を置いたsta.icon
理由1: 3時間くらいあれば、低性能なりにメンテナンスをしていくだけの余裕が十分にある
新しい勉強もできる
少し遠目の通いもできる
SNSやゲームにハマったとしても睡眠時間にまでは侵食されない(その前に疲れて我に返れる) etc
理由2: 「スリースラックを崩さない」を課していると、低性能には向かない「高負荷な過ごし方」に気付ける
スリースラックを満たせない過ごし方=NG、と単純に判断できる
(常に断れるかは別として)
別の言い方をすると、低性能ゆえに自衛のための判断も瞬発的にこなしづらいので、なるべくシンプルな判断指標が良い。スリースラックはシンプル
ところが、1時間や2時間だと「高負荷な過ごし方」が入り込みやすい
スリースラックはどの時間帯で確保すればいいか
Ans: どこでも良いが、まとめてほしい
朝の3時間でもいいし、日中の3時間でもいいし、寝る前までの3時間でもいい
3時間丸々をどこかで取れることが肝心
どうしても取れない場合は1時間 + 2時間など分けても良いが、それでもなるべくまとまった時間で取りたい
20分の細切れが9回ある、はNG
隙間時間では意味がない。スラックとは「まとまった時間」である
スリースラックを手に入れるために
仕事とその前後を減らさねばならない
以下を全部満たしたい:
毎日定時退社(残業しない)
リモート or 通勤時間がドアtoドア10分以内
サボれる or 裁量が多くて勤務時間ノルマがない
非常に厳しい条件だろうが、正直言ってここができるかどうかがほぼすべてである
戦略は二つある。一人暮らしをしてミニマムに生きるか、世話焼きと暮らして世話を焼いてもらうか
役割を負いすぎない
役割とは何らかの責務であり、一言で言えば「サボれない」もの
役割は抱えれば抱えるほどスラックがなくなる。一つでも多く手放した方が良い
予定、人間関係、趣味はすべて役割になりえる
仕事じゃなくても役割と化していることはよくある