誠実
俺は自分が正しくないと思ったことは絶対にやらない。俺にとって、俺はもっと価値のあるべき人間だからだ。価値のある人間は、歴史に名前が残った時、自分がカッコ悪いと思われるようなことはしないものだ。俺は宗教は信じていないが、「誰も見てなかったとしても、神様は見てる」と考えている。神様とは俺にとって、俺の心の中にいるもう一人の自分だ。
俺は電車で空き缶が転がっていたら、その場に俺しかいなくても空き缶を拾ってゴミ箱に入れる。そういう人間でありたいと思っているし、そういう人間であろうとしているからだ。
これは自分自身(or唯一神)に対する誠実さという西洋的な誠実さを貫いた結果、他人に対する誠実さをクリアしているパターンなのでは
日本人は他人に対しての誠実さを追求する傾向にあると、中島義道の本で読んだことがある ド成功者のレトロスペクティブな成功話なので、ごっちゃになってるだけかも
一方、神に対する正しさは「他人の目を気にせず、自分が正しいと思ったことはやる」なので「誠実に犯罪を犯す」ことがありえるという