行動実験
認知療法ではネガティブな見通しを現実的な試みで試してみます。たとえば、こう思ったとします。「気分が落ち込んで、とても集中して本など読めやしない。」この仮説を試す方法として腰おろして、今日の新聞を一行を読んでみなさい。それからその文章を要約できるかどうか試してみるのです。自分は1節だって読んだり理解したりできないとあなたは予想するかもしれません。もう一度やってみるのです。一節読んで要約してみてください。多くの重症で慢性の鬱病が、この方法により突破口を開いたのですから。 悪い行動パターン
ネガティブな予測を試さず、行動を起こすこと自体を拒否する
小さな行動から雪だるま式に望ましい行動を増やしていく ネガティブな予測を行動で実験する態度が大事。実験結果を記録するのもよい。
感情は理屈とは関係のない仮説にすぎないから仮説検証を繰り返して認知をニュートラルな方向へ近づける。 (「やりたい」と思ったことについても)「とりあえずやってみる」ことをしないのはもったいない
失敗するのではという恐怖ではなく、失敗するかどうかわからない不確実さが余計な恐怖
失敗したらしたで、うまくいかなかったという情報が得られる
やってみることで得られる情報の質は何にも代えがたい
うまくいかないときに、同じ方法で解決しようとする
「できない」思考にたいして、「やらない」という行動を繰り返して対処しようとして状況がよくなったことはない
それなのに、同じ行動を繰り返す
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試してみたい考え
実験・計画
予測
考えられる問題
この実験から学んだこと
実験結果
問題が起きた時の対処
この結果により新しい考えをどのくらい確信できるか